探求の最後になるかもしれないこの謎を前に、私達はパーティを組み、同時に対岸へ渡った。
さて、どこに本があるだろう。そんな心配をよそに、船を下りてすぐ右側の脱出用のゲートの陰にPrideの本が隠されていた。

Title: Pride
(『傲慢』)

Author: Marcel
(マルセル著)

"In the absence of all of these, lives one's Pride.
(「これら(三原理)の全てを欠くことにおいてこそ、傲慢は住まう。)

Pride of course, makes Spiders superior to all others (even if they hide it from them).
(傲慢は、蜘蛛たちをそのほかのものどもよりも優れたものにする。(たとえ彼らが蜘蛛たちからそれを隠したとしても。))

It allows one to pursue ones purpose without worrying about crushing smaller beings underfoot.
(傲慢は、足の裏でとても小さな存在をつぶすことを心配したりせずに目的を追いかけることを可能にする。)

Power for the Spiders as a whole is everything."
(蜘蛛たち全体を力づけることは、最も大切なことだ。」)

Say Order in code to the urn for the list of the parchments in order for your libram.
(おまえのLibramを完成させる順序正しい紙片のリストを得るために、暗号で壷に「Order(順序)」と言うのだ。)

Place the parchments in order in one tome.
(順序に従って、Libramの紙片を一冊にとじよ。)


蜘蛛というのは最も優れた種族だという意識こそが、彼らの全ての思想の支えであり、行動の原動力である。
Pride(傲慢)は、他人のことなど考えることなく、自分と自分の達成すべき目的のために力をみなぎらせることを可能にするのだ。
最後の組み合わせは、三原理のすべてを持たないものだったが、むしろ三原理の基盤でとも言うべきものだった。

今、八徳を逆転する八通りの組み合わせに関する紙片と導入部はそろった。
そして、これらを正しくLibramへと編み上げるための、おそらく本当に最後のヒントが得られた。
長い間の心配材料だった「順序(Order)」について聞くため、再び「壷」を開かねばならないようだ…
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