今までに、D(Deception)、S(Shadows)、V(Vengeance)の三原理とD+S、S+V、D+V、D+S+Vという全ての結合についての記述を得ることができた。
これに、Ambition(野望)の本に書かれていたIntroduction(導入部)を手に入れれば、Libramの完成にほぼ到達するのではないだろうか。
Introductionについては、シャドウ言語で「壷」に話しかける必要があった。

Moonwalker: EKRPLDTARELK
(Introduction)
: ER EQ KOSP RCO OKRSKAO RL ROPSRCSK GOOM
= It is near the entance to terathan keep(※entranceに設定すべきだったんだと思う)
(それはテラサン城の入り口の近くにある。)

それを聞くとすぐ、コブトスからまたテラサン城へと向かった。
たしかに、入り口から少し入ったところの壁に本が隠されている…

Title: Introduction
(『導入部』)

Author: Marcel
(マルセル著)

This Libram must not fall into the hands of Virtuous souls, for fear they should learn of our ways and how to find us.
(このLibramは偽善者どもの手に落ちるようなことがあってはならない。我々のやりかたから、そして我々をどうやって見つけようかということから恐怖を知るべきだからだ。)

Be ware also of those on the "True Path" and keep them from it, as our Nature dictates.
(「正しき道」とやらを歩むものにも気をつけろ。そしてLibramに近づけるな。我ら蜘蛛族の自然な心がそう命じるのだから。)

Spin webs quietly from the Shadows rather than shouting from the mountaintops, as it is in secrecy that we live, work and Survive.
(山の頂から叫ぶよりも、音をたてずに闇から糸を紡げ。我々が生き、働き、勝ち残るのは、静けさにおいてだからだ。)


蜘蛛たちへの心得を説いたこの文は導入部分なので、巻頭におかれることになるのは間違いない。
だが、改めて考えると、この導入部の次に来るべき文は何についてだろうか、そしてその次は、次の次は…
Libramが完成しかかっているにもかかわらず、というかそれゆえに、私達は薄々感づいていたこの順序の問題を避けて通れなくなってしまった。
だが、実はこちらにもひとつの謎が残っていた。
それはとても重要なものだったが、いま直面している順序の解決になるとは全く思われなかった。私達は、この謎を解く準備を始めた…
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