ヒスロスにおかれたシャドウアイテムCynicism。ヒントは全て有効なようだ。
Deception:我はこのダンジョンの第二階層にあり
Shadows:我はガーゴイルの部屋にあり
Vengeance:我はアルケミーの品物とともに見つかるであろう

「本」の場所は、第二階層のガーゴイルのいる部屋だった。
しかも本の置かれている机にはたくさんの試験管やフラスコなどが置かれている。
これはどのヒントに相当するのだろうか。
とりあえずその疑問は棚に上げてページをめくる…

Title: Cynicism
(『皮肉』)

Author: Marcel
(マルセル著)

"When you combine a life where the self is everything (including Deceptive, hidden in Shadows and Vengeful towards others) you become Cynical of anything that is considered beyond those goals.
(「おのれが、Deceptive(人をだますよう)な、Shadows(闇)に隠れた、他者への復讐に燃えるようなことを含めたものすべてであるようなものへ人生を結びつけるとき、自分の目標となるものの向こうにあると考えられるものすべてについて、皮肉な目をもつようになる。)

Look after and trust only the self.
(自分だけを気にかけ、自分だけを信じろ。)

Question those who follow paths which they claim will take them anywhere else, as anyone can tell you there is little beyond the next meal or the purpose of ones own life.
(主張する道をたどる者達がほかのどこでも彼らを引き受けることができるということに疑いを抱け。というのも誰でもほんのすぐ近くに人生における次の食事か目的があるといえるからだ。)

Any path can be reduced to these terms if one looks hard enough.
(ひとつの道が困難すぎるように見えるなら、どのような道でもこういった意味に成り下がる。)

Be mindful not to let others see you for what you truly are while you question what they believe."
(他人どもが、お前が彼らが信じるものを疑っている一方で、お前が本当は何に賛成しているのか分からせないように気をつけろ。」)



これはやはり、Cynicismについて書かれた部分からの引用のようだ。
全てが結合してCynicismになる、「全て」とは三原理全てということに間違いない。
他人を欺くこと、他人に本心を隠すこと、他人に恨みをぶつけることの全てがひとつになったとき、自分のことばかりを考え、他人を軽んじて冷めた目でみるような皮肉の心が生まれるのだ。

テラサンの三原理相互の結合は、これまでに野望、分離、皮肉の三つの別のものを生み出した。
その組み合わせは、Deception=D、Shadows=S、Vengeance=Vと省略して書くと
野望=S+V
分離=D+S
皮肉=D+S+V
となっているようだ。もし、全ての組み合わせがあるとしたら、D+Vが欠けている。
だが、私達はもちろんもうひとつのダンジョンが残っていることも知っていた…
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