戦いと結末と編
第六百七十一 話 赤い月の下で
自分の原点とも言える赤い月の下、
自分の生き様のきっかけとなった者に送られ、
戦士の姿で去っていく。
大勢に惜しまれるわけでもなく、
自分と刃を交えた者たちにひっそりと見取られて
最後に戦った戦場を終焉の地とした彼女。
それでも彼女の最期は彼女らしく気高かったのです。
次の話も見てみる
本を閉じる